ヨシで作られた海苔簀

北上川の河川敷で採れるヨシの用途の一つに海苔簀(のりず)というものがありました。海苔簀とは板状に乾燥させるために使う簀(す)のことで、この上に水に溶かした海苔を流して乾燥させ、海苔を作るのです。毎年お盆頃に刈り取りが解禁となる開口(かいこう)があり、刈り取った後は葉を取り30センチくらいに切って乾燥させてから集落単位で気仙沼など海苔の産地に販売されていました。これは北上川の改修によって移転を余儀なくされた集落での、貴重な副業だったようです。しかし、やがて戦後になると乾燥機を使って海苔を干すようになり、熱に弱いヨシで作られた海苔簀は次第に使われなくなっていきました。 Icon cc by sa

橋浦海苔簀生産販売組合規約(平川全機提供)

石巻市北上町橋浦

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最終更新日:2016.03.29

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