見守り重視のにっこり団地復興公営住宅
にっこり団地復興公営住宅は、街区を貫く共用のスロープを兼ねた歩行者通路から、各戸の庭の延長のようなテラスを通って、親しい間柄の人が縁側に訪れるように、お互いを見守り合うことができる計画になっています。車いすのまま住戸に入れるように、テラスと玄関ポーチの間もスロープで段差なくつながっています。意向調査の結果を受けて、にっこり団地北地区には戸建、南地区には長屋型の復興公営住宅が整備されることになりました。住戸2~3戸がテラスと玄関ポーチを共用する長屋型はより見守りを重視した計画になっており、住戸6~7戸のまとまりごとに、日常的な近所づきあいや見守りの場になる小さなひろばを囲む配置になっています。
石巻市北上町十三浜
復興とまちづくり
|A-827|石巻市北上町十三浜|登録者:石巻市
最終更新日:2016.05.16
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